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長崎リハビリテーション病院ラウンジコンサートのご報告

3月26日、長崎リハビリテーション病院 第11回ラウンジコンサートを開催いたしました。

東北関東大震災のあとなので、出演者の方もそれぞれに被災者の方への思いを語られ、

癒しと希望の祈りが詰まったコンサートとなりました。



まずは、宮下茂さんのやわらかいバリトンで「花」。

外は冷え込みが厳しかったのですが、会場はやさしい春風が吹いたようになりました。


続いて明治時代の「荒城の月」と「六騎」。

山田耕筰さんの曲が日本的に聞こえるのは私たちの耳が西洋音楽慣れしているせいで、

当時の日本人にとってこれらの曲はとても西洋的だったそうです。

大正時代は中山晋平さんの「出船の港」と「ゴンドラの歌」。

「いのち短し、恋せよ乙女・・・」という有名なフレーズでは会場からハミングがわき起こっていました。


ここでドイツの歌。

シューベルトの「鱒」と「詩人のトム」のピアノのメロディが何を表しているか、丁寧な解説を聞いた後に曲を聴くと、歌の情景が鮮やかに浮かんできました。最後はまた日本の歌「早春賦」で第一部が終了しました。


第2部は、トリオ・フェリーチェによるアンサンブル。

エルガーの「愛の挨拶」で第2部が始まりました。


松尾薫さんのピアノソロでメンデルスゾーンの「春の歌」。

花が春風にそよぎ、鳥が歌うヨーロッパの春の情景が浮かぶようでした。


雕粛拡子さんのフルートは「アルルの女」「天然の美・夕焼け小焼け」。

雕修気鵑砲呂舛腓Δ稗廓前のファーストコンサートから出ていただいていますが、

女性としても演奏家としてもますます磨きがかかっているようでした。


齊藤享さんのヴァイオリンは男性ヴァイオリニストならではの男前の「ハンガリー舞曲5番」。

そして全く別の表情を持った、響きの優しい「蘇州夜曲」。

会場もうっとりと気持ちよさそうにハミングしていました。


最後は出演者と会場が一体となって「花」を唄いました。

第1部で宮下茂さんのピアノ伴奏をされた久保智美さんは声楽を学ばれていらっしゃるそうで、

実に美しい歌声を披露してくださいました。



春らしくウキウキしたコンサートも楽しいものですが、

しっとりとしみじみとしたコンサートも日本の春らしくていいものです。

被災された方を案ずるこの思いと復興への祈りが被災地へも届きますように。

長崎リハビリテーション病院 西村

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